概要
2023年1月より、「在宅医療体制充実強化事業」の一部業務を受託し、専従看護師を配置。
医療・介護に関わる人々がつながり、安心して在宅療養が続けられる地域をめざし、多職種連携や情報の共有を促進しています。
主な取り組み
● 多職種連携を支える冊子の作成・配布
中央区の在宅療養体制を“見える化”するために、入院や看取りを支援する医療機関の情報をまとめた小冊子『中央区の在宅看取りをしてくれる診療所・病院(2023年度版)』を作成。
- 1,400部を発行・配布し、地域連携に活用いただいています。
● 意見交換会の開催(バックアップルールの策定)
在宅医療の緊急対応や代診医の不在など、医師不在時の支援体制強化を目的とした意見交換会を開催
- 令和5年11月30日(木)第1回開催
- 令和6年3月13日(水) 第2回開催
- 令和6年7月25日(木) 第3回開催
● 多職種向け研修の実施
以下のようなテーマで、現場課題に即した研修を企画・開催
- 在宅医療の入退院支援
- 褥瘡管理・スキンケア
- ユマニチュード技術の実践
- 医療・介護の診療報酬改定への対応
● 医療機関等へのアンケート調査
地域の現状把握と改善提案のため、以下を中心に調査を実施
- 入院時に必要な患者情報
- 医療物品・在宅支援体制の実情
- ICTの導入状況や課題
- 新たな連携方法へのニーズ
● 在宅医療同行研修
令和6年度からは、在宅医療を実地で学べるよう、在宅医療同行訪問研修を実施しています。
これからも、医療・介護に関わる多職種がゆるやかにつながり、それぞれの専門性が生かされる関係づくりを大切にしていきます。
ICTの力も活用しながら、情報共有や連携がもっとスムーズになる仕組みを整え、
研修や話し合いの機会を通じて、地域全体で在宅療養を支える力を育んでいきたいと考えています。